せどりは、初心者でも稼ぎやすいビジネスとされています。せどりをしたことがない初心者でも、せどりで稼ぎを生み出す方法をご紹介します。
せどりは歴史ある転売ビジネス
せどりとは、ネットや店舗で相場より安く仕入れ、高く売って利益を生み出す転売ビジネスのことです。
もともとは、「転売業者が本屋で本を仕入れる際に、本の背表紙を見て買う本を選んだこと」が由来と言われています。
せどりは、江戸時代から行われている商売です。
現在のせどりは、本に限らず、おもちゃや家電製品、食品、ベビー用品、ペット用品、日用品に至るまで、幅広く扱われています。
ブックオフでのせどりは難しくなりつつある
本に関するせどりの場合、仕入先として利用されることが多いのが、「ブックオフ」です。
ただし、現在、ブックオフでの仕入れは難しくなりつつあります。商品価格がAmazonの最安値と比べて1~2割しか安くならないためです。
以前は、購入した際のポイントを一定数集めると10%オフになる「ワンデーサンクスパス」がありましたが、そのサービスが廃止されてしまいました。このサービスが終了したことも、ブックオフでの仕入れを難しくしている要因の一つです。
メルカリはけっこうお得で利用価値がある
せどりで扱われる物が多様化したことで、せどりの仕入先として注目度が高まっているのがメルカリです。
メルカリは、個人出品で販売されているので、通常の価格よりも安くなっています。また、状態の良い品が多数出品されているのが特徴です。
近年の断捨離ブームで、あまり傷んでいなくても不用となった品物を出品する人が多く、「断捨離できれば、安くても売ろう」という人が少なくないようです。
Amazon相場と同等の価格であっても、付属品が付いていることも多く、トータルで考えるとかなりお得な商品がたくさんあります。
販売先はAmazonが便利
せどりは、商品が購入者に渡るまで、「仕入れ」「出品」「梱包」「発送」という4段階があります。
このうちの「発送」に加えて、保管もしてくれるのがAmazonです。
Amazonは、FBAというシステムがあります。保管、注文処理、返品を全て行ってくれます。
Amazonは、販売先として便利です。それだけに、近年、せどりの販売先として利用する人が増えています。値決めがライバルと差をつけるためには大切になります。
まとめ
せどりは、リスクが少なく、初期費用が少ないため、初心者でも始めやすい副業です。結果が早く出るので、即金性があります。せどりの利益率は20%前後だと言われています。